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I'll enjoy gardening by making by hand.

ブロックを積んでガーデンウォールをDIY


 敷地の境界にあった塀が傷んできたので、コンクリートブロックを積んで自作(DIY)でブロック塀を作りました。そのままだと味気なく安物っぽいので、南フランス・プロバンスの雰囲気で仕上げけてみました。


 失礼しました。m(__)m

 上の写真の背景はあくまでも私の妄想です。(ーー;)  実際の環境は下の写真です。




 まずはイメージをイラストにして、長さや何段積むかなどを決めて材料を調達します。
 コンクリートブロック、セメント、砂、鉄筋、は一度に全部揃えると置き場にも困るので、近くのホームセンターで必要な分をその都度購入しました。
 コンクリートブロックは、基本、コーナー、横筋、の3種類あり、使う場所に合わせて必要な個数を購入します。


 まず最初は基礎ですが、幸いな事に敷地の境界にすでにコンクリートが打ってあるのでそれを使います。

基礎はありますが、排水の為に傾斜が付いているので水平を測ります。

ブロックを置く位置を決めたら、振動ドリルで鉄筋を立てる位置に穴を開けます。


 鉄筋は通常ブロック2個に1ヶ所入れますが、安全の為中間にも基礎との密着性を高めるために短い鉄筋を入れました。




 準備が出来たらセメント練りですが、 何が大変かと言うとこの作業です。セメント1に対し、砂3の割合でよく混ぜなければなりません。正直、かなりキツイ肉体労働です。
 正確に覚えていませんが、使ったセメントは10袋以上、砂30袋以上です。1日にセメント1/2袋ほど練りましたが、腕パンパンになります。(>_<)





砂3に対しセメント1の割合で、よく空練します。

きれにい混ざったら水を加えて耳たぶくらいの固さに練ります。


 枠を組んで水平を出した基礎部分にモルタルを入れます。




 基礎が固まってからブロックを載せていきます。セメントは通常ブロック連結部の穴だけに入れますが、素人工法で念を入れて一段目は全ての穴にコンクリートを詰めて基礎との接着性を高めました。穴にはモルタルに砂と等量の砕石を加えたコンクリートを使用しました。




 ブロックを積むときは接触面に1.5cm位の高さでモルタルを、盛っておきます。



 ブロックを高さと水平を決めた水糸に合わせてそっと置きます。調整が必要な場合は木槌かコテの柄で軽く叩いて修正します。



 はみ出たモルタルはコテで掻き取ります。


 最後に目地ゴテで仕上げます。



 プロはブロックを載せる時、横の接着面にコテでモルタルを上手にのせてくっ付けていきますが、素人は何度やってもこほれ落ちて上手くいかないので、板で両端を塞いでコンクリートを棒でつつきながら詰め込みました。

 2段目は1段目が乾いてから積み上げます。


 横の鉄筋は2段ごとに入れます。



 地震などでの倒壊防止のため、ブロック6個に1ヶ所位の間隔で支えを入れます。



 丸みを持たせるため、デザインに合わせてあらかじめブロックを切断して積みます。


 上面をモルタルで丸みを付けてなだらかにします。



 塀の上に瓦を付けます。



瓦は通販で購入しました。

接着剤を付けてからモルタルを載せます。


 瓦は粉が吹き、モルタルの接着性が悪そうだったので、良く洗ってから接着剤を塗りました。
モルタル用接着剤
 モルタル用接着剤 は、通販で壁用モルタルと一緒に購入しましたが、ホームセンターでも売っていました。


 瓦は実際に南フランスで使われていた物を販売されていたものです。 今回の費用の中で一番金額の張った物です。しかしこのこだわりが無いと自分の納得するものが作れませんしね。(ーー;)

 お店の名前は「古れんが屋 やまぼうし」さん。アンティークなレンガなどを扱われています。  古レンガ屋やまぼうし
 古レンガ屋やまぼうし


 ブロック塀にモルタル壁を塗ります。




 モルタル壁との接着性を高めるため、接着剤を塗ります。

 モルタルは、初めは薄く力を入れて擦り込むように塗り、次に厚塗りをします。


 壁のモルタルは軽量骨材と繊維入りの物を使いました。水を入れ練るだけで使えますので、攪拌機を使いましたが、繊維がブレードに絡まったので、スコップで練った方が良いかも知れません。

 写真は通販で購入した「ワンモル#20」ですが、何種類か使ってみましたが、「ワンモル補修用」が塗りやすかったです。



 薄切りのレンガをアクセントに入れてみました。



 壁がよく乾いたら最後に色を塗って仕上げです。



 塗料は一般的にホームセンターで売っている水性塗料です。温かみを出すため、白、茶、赤の3色を調合して好みの色を作りました。





 家庭菜園の庭がグット明るくなりました。




 材料費は正確に記録していないのでアバウトですが、

コンクリートブロック  320個 32,000
セメント  12袋 4,800
砂   36袋 8,000
砕石   6袋 1,500
鉄筋 20+6本 12,500
棟瓦   53枚 51,600
塗料  大3缶+小2缶 8,500
その他 10,000
合計 128,900












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ガーデン資材は、エクステルホームズ