建物や木の陰で日当たりが良くない庭ですが、そんな中でも一番日当たりの良い場所に、少しでも沢山の花が置けるようにフラワースタンドを作ってみました。
形は設置場所に合うように、雛壇型ではなく、スリムな積み重ね型にしました。
まずは柱を立てる位置決めです。
建物側は基礎のコンクリートがありますが、反対側は土なのでしっかりするようにブロックを埋め込んで固めました。
設計図に合わせて角材を切ります。
この角材はホームセンターで防腐剤加工された材木で耐久性は抜群です。10年ほど前にこの木材で藤棚を作りましたが、まだまだ腐らずしっかりしています。
棚を付ける位置にL型の金具を取り付けます。
後から考えるとフラワースタンドにこんな太い角材は必要なかったかも知れません。
横物に使った薄い角材を組み合わせればビスが直接通りL型の金具は使わずに済みました。(L型金具は結構高いんですよ)
棚用の横物をL型金具に取り付けてゆきます。
釘は一本も使わずネジだけです。
あらかじめネジより少し細い穴をドリルで開けておくと狂いも少なく楽に取り付け出来ます。
骨組みが出来上がりました。
仮止めしておいたネジを現場に設置して、歪を調整してから本締めします。
仕上げに防腐剤を塗りました。
角材は防腐加工済みですが、切り口に塗布と、上塗りすれば少しでも長持ちするかも、と思って期待からです。
底板は横物の角材にさんを付け乗せてあるだけなので、悪くなれば簡単に交換できます。
フラワースタンドが倒れない様に、基礎にアンカーを固定して留めてあります。
1本だけ長く伸ばした柱には、アクセントのため風見鶏を設置しました。
完成ですが、まだ春先なので置く花もなく、さみしい感じです。