薪ストーブのある生活に憧れて、ストーブは通販で購入し、DIYで設置してみました。
業者にストーブ設置を依頼すると数百万かかりますが、DIYではストーブ本体を含めて20万円程で済みました。と言ってもストーブに関する費用だけで、部屋のリフォームを含めると100万近くかかりました。
大雑把なストーブ設置に関わる費用は下記の通りです。
● ストーブ本体 55,000円
● 煙突及び金具 30,000円
● タイル及びレンガ 30,000円
● その他セメントなど 85,000円
● 合計 200,000円
薪ストーブ本体は、価格、大きさ、デザインが気に入り、楽天の通販サイトSALEmarketで購入しました。
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外寸はW510×H545×D265とコンパクトでサイドに小窓があるデザインが気に入りました。
耐熱ガラスはドイツ製で2次燃焼方式との説明書きがありました。
そして何と言っても送料込みで55,000円という安さが決め手でした。
薪ストーブ通販サイト
宅配便で届いた薪ストーブをさっそく設置場所に置いてみました。
小さいといっても90kgもあるので一人では大変です。( ;∀;)
設置場所は、ガレージ兼物置の一部です。物置の一部をリフォームして小さな部屋も同時に作る予定です。
ストーブ設置のポイントは煙突工事
薪ストーブ自体は組み立てて置いたらよいだけですが、要は煙突設置工事と火を取り扱う場所なので防火対策ですね。 煙突は長さが重要で、一般的にストーブ上部からの高さが4.5m以上は必要とされます。横方向の長さは加えず、横は出来るだけ短い方が良いようです。
まず初めに掛かる作業は外部へ煙突を出す場所を決め、穴を開ける工事です。建物は二階のある構造なので、どうしても壁出しになりました。
壁は土壁で、骨組みの竹を手ノコで切ると、思ったより簡単に空きました。断熱材のメガネ石に合わせて四角く切ります。
ストーブを設置する場所はリフォームも同時進行なので、ストーブや煙突を付けてからでは邪魔になりそうな天井や壁を先に工事します。
リフォーム後の「DIYで男の遊び部屋」のページはこちらから。
防火対策として必須な、煙突を壁から出す、メガネ石と呼ばれる断熱材の設置です。
石といっても珪藻土を固めた様な物で簡単に削る事も出来ます。
煙突の径に合わせてホームセンターなどでも販売されています。
私は通販サイトで購入しました。
メガネ石の外周に合わせて木枠を作り、壁に取り付けました。木枠は上と横の柱にネジ止し、土壁には負担が掛からないようにしています。
次はストーブを設置する場所の工事です。
ストーブの熱を防ぐのとインテリアとしてのレンガの囲いです。
レンガは近くのホームセンターで買いました。1個198円でしたが、140個ほど使ったので結構な金額になりました。
レンガ積みは
バーベキューコンロなどで経験を積んだので上手く行きました。高く積みますが、一日に3段が限度です。それ以上積むと下が重さで潰れてきます。
予定の高さまであと3段になりました。レンガ積みが終わればストーブの床工事です。
床のタイルもホームセンターで売っている物です。
購入した薪ストーブは、煙突を上からと後ろからのどちらかで出せるタイプです。天板出しの方が強度と燃焼性を考えるとベターですが、天板に鍋を置いたり焼き物が出来るように、後ろ出しにしました。このストーブの煙突の適合サイズは120Φです。
ストーブには煙突は付属していません。
ホームセンターで売っているステンレス製の物を購入し、部屋の中はインテリアを考えて、黒色の耐熱塗料を塗りました。メガネ石にも黒色のカバーを付けました。
設置場所と外部への出し口の関係で、どうしても横方向に這う煙突が出来てしまいますが仕方なしです。
外部はステンレスむき出しのままです。
ストーブの説明書には、煙突の長さについて、4.5m以上の高さにした方が燃焼性が良いとしていますが、手持ちのハシゴではこの高さが工事の限度です。
部屋の中が1.8メートル、外が2.5メートルの高さがあり、ほぼ規格に近いですが、横に這う煙突の長さがあると、規格より長くしないといけないようです。
煙突の長さは規格に達していませんが、燃焼テストを繰り返しても普通の気象条件では問題なくよく燃えています。(ただし、風の特別強い日はたまにストーブから煙を吹き返す事があります。)
背面のレンガの囲いですが、ストーブを一日燃やし続けても手で触れない程熱くなる事は無かったので、30cm以上の間隔があれば木材でも焦げる事は無いと思います。それでもレンガがあれば何故か火を使う場所としての安心感がありますね。
薪ストーブの燃料
燃料は勿論薪ですがオガライトや木材の端切れも使えます。一般的によく乾燥させた広葉樹の薪が一番と言われています。燃やし方により消費量はかなり変わります。
下写真右側の薪の束はホームセンターで売っている800円ほどの広葉樹の薪ですが、燃えるのが楽しくて次々とストーブに入れると、一日に2束以上は必要です。暖房費半端なく高いです。(-_-;)
薪をいかに安く手に入れるかと、燃やし方で、一本燃え尽きそうになったら次の一本といったように、ちょろちょろと火を楽しむとかなり消費量は下がります。それと炭も使い方によっては便利で、しばらく火の御守が出来ないときに入れておくと、ストーブの炉の温度が下がらず次の着火が楽です。
薪ストーブの楽しみ方
サツマイモをアルミホイルでくるみ、たまにひっくり返しながら遠赤外線でじっくり焼きます。
中までしっとり蜜たっぷりの焼き芋出来ました。(^^)/
ストーブの中に入れる場合は、火が完全に炭になってからでないと、すぐに焦げてしまいます。
薪ストーブでピザ
ストーブに入る五徳と鉄板を購入しました。
火加減のコツは要りますが、慣れて来ると美味しいピザが食べれます。
薪ストーブの楽しみ方では定番の煮込み料理も、遠赤外線効果か、いつものIHコンロで作る物とは別物のように美味しく感じます。
薪ストーブが一台あるだけで生活に豊かさが感じられます。苦労して設置した甲斐がありました。(#^^#)
薪ストーブの楽しみはゆらゆらと燃える炎を見ながらまったりと過ごすことですね。
揺らめく炎と癒し系の音楽で安らぎを感じる動画を作ってみました。
見てるだけでほっこりと温かく感じられますので是非ご覧ください(^^)/
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