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ハルジオン(春紫苑) キク科ムカシヨモギ属 多年草


 6月の花
春紫苑


 北アメリカ原産の帰化植物で、空き地や道端などでよく見かけます。ふんわりとして春のような柔らかさを感じさせる花ですが、見かけとは違い強い性質を持ち、厄介な雑草として扱われることが多い花です。

ハルジオン


 よく似た花にヒメジョオンがあり、6月〜7月頃は終わりかけのハルジオンと咲き始めのヒメジョオンが同時期に花を咲かせ混同することがあります。
見分け方は、ハルジオンの花の方がやや大きく、花びらの幅がハルジオンは細く、1ミリ以下なのに対し、ヒメジョオンは約1.5ミリとやや太いので見分ける事が出来ます。その他の特徴は、ハルジオンの茎は中空なのに対し、ヒメジョオンの茎の中にはスポンジ状の物が詰まっています。また、ハルジオンの葉は茎を抱くように付のに対し、ヒメジョオンは茎を抱かないなどの違いがあります。

ハルジオン


 ハルジオンの特徴として、花が咲き進むとカモミールの花の様に花びらが反り返り、それが何とも可愛い印象を受けます。

ハルジオン


 全体的な雰囲気は、ハルジオンは背が低く株もとに葉が多く、花が大きく数がやや少ない。一方のヒメジョオンは背が高く花が小さく数が多く、株もとに葉が少なくスッキリして見えます。




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