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トベラ(扉) トベラ科 常緑低木


 春の花
トベラ


 トベラはトベラ科トベラ属の常緑低木で、海岸沿いでよく見られ、5月頃、芳香のある白い5弁の花を咲かせます。

トベラの花


 葉は互生し、倒卵形、主脈は白っぽく、厚みがあり、艶のある緑色で、周辺部がやや内側に巻くように葉全体が反っている。

トベラ


 肉厚で5弁の花は、最初は白いが、徐々に黄色み掛かってきます。
トベラ


 潮風に強く、海岸性森林の最前線に位置し、低くて密な群落を形成する。艶のある葉を密生するので、浜辺の民家では生垣に利用されることが多い。

トベラ 植物


 枝葉を切ると悪臭がするため、節分にイワシの頭などとともに、浜辺の地域ではヒイラギの代わりに、魔除けとして戸口に掲げる風習があったため、扉の木と呼ばれ、これがなまって「トベラ」と呼ばれるようになりました。

トベラ


 果樹は熟すと3裂し、赤いジャムを付けた様な種子が、グロテスクな感じを受けます。

トベラの実


 トベラの花で吸蜜するアオスジアゲハ
アオスジアゲハ




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