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スイカズラ(吸い葛) スイカズラ科 つる性木本


 春の花
スイカズラ


 常緑のつる性木本で、5月~6月ころ、伸びたツルの葉腋から白い花を並んで2個ずつ咲かせます。咲き始めの花は白色をしているが、受粉などして徐々に黄色くなります。

吸い葛


 木質のつるを伸ばしながら、他の植物に絡みつき、繁茂してゆきます。葉は対生し、卵形から楕円形で、葉柄があり、葉の形は成長過程や季節によって変化があり、春の若葉は縁が波打って羽状の切れ込みがあるが、夏は全縁で先端が少し尖り、冬は厚めの葉身になり、裏面に少し巻いたような形になります。

スイカズラ


 花弁は細い筒状で、漏斗形の花弁は上下の唇状に分かれ、上唇は浅く4裂し、下唇はへら状になっています。雄蕊は5個で長く突き出しており、雌蕊も1個長く突き出て、受粉前の柱頭は丸く緑色をしています。

スイカズラの花


 スイカズラは花筒の奥に甘い蜜があり、古くは子供が好んで口にくわえ、甘い蜜を吸ったことから、吸いカズラと名付けられています。

スイカズラ


 別名を「金銀花」ともいい、花色が白から黄色に変化することに由来します。

金銀花






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