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キンポウゲ(金鳳花) キンポウゲ科 多年草


 5月の花
キンポウゲ


 日当たりの良い野山に生え、黄色く光沢のある美しい花を咲かせます。
キンポウゲはキツネノボタンやトリカブト、園芸品種ではラナンキュラスやクレマチスなどキンポウゲ科の総称だが、野山で咲くキンポウゲと言えばやはりこの「ウマノアシガタ」の花がイメージにピッタリときます。

金鳳花


 葉は長い柄のある3〜5裂した掌状の単葉を根生葉として出します。
和名ウマノアシガタ(馬の足形)の由来は、根生葉の形が馬の足形に似てるから名付けられたとされるが、とても似ているようには思えません。どちらかと言えば鳥の足跡?? どちらにしてもキンポウゲの名が一番ふさわしく感じます。

ウマノアシガタ


 美しさを越して、少し毒々しさも感じる花。

馬の足形


 キンポウゲ科の花の多くはアルカロイドを含む有毒草で、猛毒で知られるトリカブトも同じ科の植物です。とは言え、フクジュソウや水仙など身近な植物の多くは有毒成分があり、一部は漢方薬や医薬品として用いられているので恐れることはありません。

キンポウゲ


 古くは金鳳花(キンポウゲ)と呼ばれる花はこの花の八重咲の物を指したそうだが、キンポウゲ科を代表する名前と言う意味では絶対数の多い一重咲きの方が相応しいだろう。

金鳳花



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