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カタバミ(片喰) カタバミ科 多年草


 春の花
カタバミ


 日本全土の庭や道端、野山まで、普通に見られる植物で種類も多く、乾燥した場所に多い葉の色が赤紫色を帯びたアカカタバミや、葉の表面や茎に毛が多いケカタバミ、帰化植物で茎が立ち上がるオッタチカタバミなどがあります。

片喰


 葉は長い柄の先にハート形の小葉を3枚付けます。葉の表面に毛が多く見られるので、写真の個体はケカタバミとされます。

カタバミ


 カタバミは地方名の多い植物としても知られています。黄金草・鏡草・スイモグサ・銭磨きなどがあります。カタバミの和名は、夜になると葉が折れた様に閉じられ、葉が半分食べられた様に見えるため「片喰」と名付けられています。銭磨きの地方名は、葉にシュウ酸を含んでいるのを利用して、古い十円玉を葉で磨くと黒ずみが取れて綺麗になる事から付けられたようです。

カタバミ

 まったく別種ですが、カタバミの葉とクローバーの葉って、イメージが非常に似てると思いませんか? 茎の先に付いた三枚の小葉が何故かダブルんですよね。
 でもよく見るとまったく違います。カタバミはハート形、クローバーは円形に近い形です。種類もクローバーはマメ科、カタバミはカタバミ科です。




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