9月の花
道端で普通によく見られる雑草で、細く枝分かれした茎の先に白〜赤紫の小さな花を密集させて咲かせます。
葉は互生し細長く先は尖り主脈と縁に短い毛があります。気温の低下で紅葉もします。
イヌタデには花びらがなく、花びらに見えるのはガクで、開花後そのまま果実をガクが包み込むので、春から秋まで年中咲いているように見えます。イヌタデは花の時期よりガクが実を包む時の方が色鮮やかになりよく目立ちます。
蓼(タデ)食う虫も好き好き?
この場合のタデは、お寿司のツマなどに使われるヤナギタデの方です。イヌタデは辛みも無く役に立たないことからイヌタデと名付けられたとも言われます。
欲しい山野草は?