丹後ちりめん歴史館は、老舗の絹織物工場跡地に「丹後ちりめん」の生産工程や歴史等を無料公開し、同時に現場や地域で作られた絹製品を販売する観光企業博物館です。 |
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まだ遠くない昔、丹後と言えば縮緬の一大産地として名を馳せ、その独特の「シボ」と呼ばれる生地全面に細かい凹凸がでた織物を作るため、横糸に強い撚りをかけるのに適した気候風土が相まって、「丹後ちりめん」として全国に名が知られていました。 しかし時代の流れとともに和服を着る人が減り、丹後の「ちりめん」産業も衰退してしまいました。 「丹後ちりめん歴史館」は、その「丹後ちりめん」の歴史を紹介しつつ、現代に合った製品を作り出し、シルク製品の直売所として人気の観光スポットになっています。 |
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「ちりめん」の織機、現在も動いて反物が織られています。 |
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絹糸に強い撚りをかけるための、初期の頃の撚糸機。 |
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工場をリメイクした広いスペースでは「ちりめん」は勿論 色々な絹製品が展示販売されています。 |
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シルクのスカーフや、手芸用として帯の端切れが人気あるようです。 |
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丹後ちりめんの歴史が写真で展示されています。 |