与謝野町字滝小字深山には「千年つばき」と呼ばれ親しまれているヤブツバキの巨木があります。 この椿は、幹周り3.3m、樹高9.7m、枝張り径約100m、推定樹齢1,200年で、京都府の天然記念物に指定されています。また、ふもとにある「加悦椿文化資料館」から「千年つばき」への一帯は公園としてきれいに整備されています。 「滝の千年つばき」はツバキ科ツバキ属ヤブツバキで、同種の木では日本最長寿級の巨木です。毎年3月下旬から4月下旬にかけて、濃紫紅色の中輪筒芯のみごとな花を咲かせます。花の時期には「滝の千年ツバキまつり」が催され多くの人で賑わいます。 |
山深い谷間でひっそり咲くヤブツバキの濃い紫紅色の花を見ていると、何か心が安らぎます。 |
ヤブツバキ、五弁の筒状花の中心は沢山のオシベがあります。 |
長年の風雪にも耐え枝を広げた姿は見事です。 |
千年ツバキのふもとには、五弁の椿の花をイメージした「椿文化資料館」があり、ツバキにまつわる美術工芸品や民芸品が展示されています。 |
エントランスホール入口にある、版画家、木村光佑氏の巨大な椿壁画が目を引きます。 |
館内にある茶室 |
椿はやはり茶花が似合います |
入館料 200円でコーヒー付き。 安! (^_^)/ ツバキの絵が入ったコーヒーカップが おしゃれです。 |
資料館に隣接して「日本のツバキ園」があり、全国49市町から寄贈されたツバキが植えられています。 |
ふもとの「椿文化資料館」から公園駐車場までは車で約5分、道が細いので注意が必要です。 | ||
公園駐車場 |
遊歩道入口、ここからは徒歩 |
千年ツバキまで徒歩約5〜6分 |
千年ツバキが花を咲かす時期にぜひ訪れてみて下さい。 |