マップ上のアイテムから詳細へ リンク出来ます。(PC版) 伊根湾を囲むように、海際ぎりぎりに建ち並ぶ230軒あまりもの舟屋と呼ばれる建物群は日本でも珍しく、伊根湾観光の目玉ですが、前は海、後ろは山の地形で、道が細く車での移動による観光には向きません。伊根観光のおすすめは、道の駅に隣接する広い駐車場に車を停めて、徒歩やレンタサイクルでの観光がお勧めです。 冬の季節風を丹後半島が遮り、南に開けた湾口には青島が浮かぶことで波を防ぎ、潮の満ち引きが少ない自然条件が重なることで、海際に舟小屋を建てることが出来た「伊根の舟屋」はこの地ならではの天然の良港が生みだした絶景です。それはまるで海に浮かぶ水上集落を見る様です。 おすすめスポット@ ■ 道の駅 舟屋の里 伊根 道の駅「舟屋の里」は小高い山の上にあり、伊根湾に沿って舟屋が建ち並ぶ素晴らしい風景が広がる、一押しのビュースポットです。 「道の駅・舟屋の里」の建物は「舟屋」をイメージしたデザインで、館内には観光案内所やお土産物屋・カフェ・レストランなどがあります。 眺望のよい二階にある レストラン「舟屋」にはテラス席もあり、潮風を感じての食事は最高です。人気メニューの「あら煮定食」は価格もリーズナブルで、地元で獲れた新鮮な魚が自慢です。 道の駅 舟屋の里 伊根「レストラン舟屋」 京都府与謝郡伊根町字亀島459 TEL 0772-32-0680 火曜日定休(祝日は営業) 前は海、後ろは山の狭い土地に民家の建ち並ぶ伊根湾では、道路も狭く町中は駐車スペースも少ないので、車での観光は道の駅・舟屋の里公園の駐車場に車を停めて散策するのがお勧めです。 道の駅「舟屋の里」からは浜辺へ降りる遊歩道があり、伊根の町を散策すれぱ漁村ならではの情緒あふれる風景に出会えます。 海がそこにある風景 おすすめスポットA ■ 伊根浦公園 伊根町役場跡地に造られた公園で、町のほぼ中央に位置し、隣接して観光案内所やレストランもあり、観光拠点として外せない場所です。 公園からは間近に舟屋を見ることができ手軽な撮影スポットになっています。 公園と観光案内所には有料駐車場があります。(30分無料) 伊根浦公園からの風景 おすすめスポットB ■ 伊根湾めぐり観光船&海上タクシー 伊根・舟屋の観光なら遊覧船に乗るのもお勧めです。 遊覧船は海ギリギリに建ち並ぶ舟屋を眺めながら、約25分かけて伊根湾を周遊します。陸上からでは見えない舟屋の風景を海から味わう事ができます。 伊根湾を囲む様に建ち並ぶ、舟屋と呼ばれる建築群も圧巻ですが、観光船では船に群がるカモメにカッパエビセンをあげるのも楽しみです。空中キャッチや手渡しなど、カモメの群れる姿に大興奮間違いなしです。 丹後海陸交通株式会社 伊根湾めぐり日出駅 TEL 0772-32-0009 >> 遊覧船の詳細はこちらから << 伊根湾観光船乗り場からつづく「大西の入り江」の風景 ■ 海上タクシー 伊根湾には観光船以外に個人で運営する海上タクシーがあり、地元の船頭さんがガイドしながら伊根湾を案内してくれます。地元の人しか知らないような情報も教えてくれます。 ※最少催行人数は2人様〜です。詳しくは海上タクシーへ直接ご確認お願いします。 ●【成洋丸】定員:20名、船長:倉 治成、電話:0772-32-0230 ●【亀島丸】定員:12名、船長:山田 敏和、電話:0772-32-0585 ●【マリネ】定員11名、船長:下岡 英和、090-7360-9323 船長直通 ●(事前予約・問合せ)090-1022-1252 担当 倉 おすすめスポットC ■ 伊根町観光交流施設「舟屋日和」 「舟屋日和」は伊根の舟屋に住まう雰囲気を味わいながら食事やカフェが楽しめる施設です。海に面し、ランチ・カフェと鮨割烹(海宮)の店があり、路地を挟んで道路側にはトイレやフリースペースの施設があります。 伊根舟屋の町並みは観光といっても私有地なので勝手に入れませんが、「舟屋日和」では気軽に舟屋と同じ海を体感できます。 舟屋日和 TEL0772-32-1700(水曜定休) 京都府与謝郡伊根町平田593-1 おすすめスポットD ■ 向井酒造 江戸時代から続く造り酒屋で、代表銘柄に伊根満開、ええにょぼ、京の春があり、店内では試飲も可能です。 現在の向井酒造は女性杜氏が造るお酒として有名で、先代から娘さんへ家業が引き継がれてからは試行錯誤を繰り返して革新的な酒造りをされています。 特に有名なのは紫小町という古代米(赤米)で造られた「伊根満開」です。まるでロゼ ワインのように鮮やかなピンク色で、風味もフルーティーな甘酸っぱさがあり、女性に人気の一品です。 伊根満開 古代米から作る色鮮やかなロゼワインのようなお酒です。 G20大阪サミットでふるまわれた事でも有名です。 向井酒造 京都府与謝郡伊根町平田67 TEL 0772-32-0003 |
■ 赤灯台 伊根湾に浮かぶ青島との間に出来た東側の湾口に立つ赤灯台で、ガンジャが鼻灯台とも呼ばれています。西側と比べ漁船の出入りが多い湾口です。 ■ ええにょぼロケ地付近 舟屋の里 伊根は、平成5年に放送された、NHK連続テレビ小説「ええにょぼ」のロケ地となった事で有名になりました。「ええにょぼ」は丹後弁で「美人」を意味する言葉です。 そのロケ地ともなった舟屋付近は、伊根湾の中でも特に湾曲が強く、間口が狭くなる理由で護岸工事整備事業から外れた舟屋が多く、そのせいで、家の柱が海から直ぐ立ったように見える、昔ながらの舟屋の風景が残るエリアでもあります。 ■ 海福寺・慈眼寺 亀島地区の道路から寺への石段を登ると、手前に海福寺が、更に登ると、伊根湾を見渡すことの出来る慈眼寺があります。 ■海福寺、臨済宗妙心寺派 ■慈眼寺、曹洞宗 ■ 伊根工房 ギャラリー舟屋 女性オーナーが作った「伊根焼き」が店内に展示されており、独特の雰囲気を持った人形の焼き物が目を引きます。 ギャラリー舟屋はカフェや民泊にもなっており、オーナーが作ったカップでコーヒーを飲みながら、舟屋の前に広がる伊根湾を見ながらほっこりする事ができます。 伊根工房 ギャラリー舟屋 京都府与謝郡伊根町字亀島848 TEL 0772-32-0071 火曜日定休 |
■ 青島 伊根湾の入り口に浮かぶ島で、自然の防波堤の役割を果しており、舟屋の文化が発展した重要な島です。 現在は観光での上陸は禁止されていますが、昔はハマチの釣り堀などがあり、賑わった時代もありました。 島には湾内に入った鯨を捕獲した時の解体場や、鯨の墓も残っています。 青島は古来より伊根の人々にとって聖なる島とされ信仰の対象となってきました。島には蛭子神社があり、祭りのときは参拝のため舟で渡ります。 ■ ムクジブタイ 伊根湾を形作る亀島とも呼ばれる地形の、鷲崎から続く一番高い場所で、伊根のイベント等で登山が行われることもあります。 平地が少ない伊根では、昔は山の中腹まで開墾をして、石段を積んだ段々畑があったようで、今でもその痕跡が残されています。 ■ 舟屋台蔵 海の祇園祭とも呼ばれる伊根の祭りに使用する屋台を収納する蔵です。 伊根では道を練り歩くのではなく、トモブトと呼ばれる和舟を連ねて、その上に屋台を載せます。 大漁の年の「大祭」ではこの舟屋台が湾内を巡り、屋台の上では歌舞伎などが披露されます。 ■ 民俗資料館(おちゃやのかか) 建物の二階に、伊根で古くから使わていた貴重な漁具などが展示されています。 一階は交流スペースとなっており、「おちゃやのかか」と呼ばれる農産物などの直販所があります。また、コーヒーや筒川も食べることが出来ます。 開設日、土曜・日曜 ■ 伊根浦漁業 水揚げ場 伊根の基幹産業である漁業の基地・漁港の水揚げ場で、昔は遠洋漁業もありましたが、今は大型定置網漁や個人の養殖、延縄漁、刺し網漁などが水揚げされます。 伊根には魚屋がなく、地元の人達は水揚げの時間になると、ここへ買出しにやって来ます。 水揚げ場には「浜売り」というシステムがあり、一般の人でも水揚げされたばかりの新鮮な魚を買い求める事が出来ます。 ■伊根浦漁業株式会社 TEL 0772-32-0018 ■ なぎさ 昼はカフェと自慢メニーの「干しなまこ丼」が食べられる食事処として、夜は「このわた」、アワビの肝、クチコなどの高級珍味をつまみに、向井酒造の酒が飲める居酒屋となります。 また、店内は伊根の絵を描いたアーティストの作品を展示するギャラリーにもなっています。 お食事処・呑み処「なぎさ」 京都府与謝郡伊根町平田563 TEL 0772-32-0022 ■ 兵四楼 兵四楼は伊根浦公園近くに古くからあるお食事処で、伊根で水揚げされた、とれとれの鮮魚を使った和食に定評があります。 伊根町字平田155-2 TEL 0772-32-0055 駐車場あり 木曜 定休 ■ 地魚料理よしむら 古くからの料理旅館で、海沿いではありませんが、4階に風呂があり伊根湾を眺めながら入浴できます。 地元の魚を使った料理を提供していますが、食事だけの場合は予約が必用です。 伊根町字平田143-1 TEL 0772-32-0062 |
■ 台湾茶専門店 青竈(ちんざお) 店主自ら仕入れたこだわりの台湾茶を味わう事が出来ます。 舟屋で海を眺めながらまったりとした時間を過ごす事が出来ます。 伊根町字平田69 TEL 0772-32-0037 定休日 不定 ■ 海蔵寺 平田山 海蔵寺(曹洞宗) 境内に古い一本桜の木がある事で有名なお寺です。 敷地内の「離れ」に宿坊があり泊まることが可能、ご希望により、座禅、写経、もんどり体験などのアクティビティもあります。(一日一組限定) 伊根町字平田102 TEL 0772-32-0417 ■ 八坂神社 伊根町にある「八坂神社」の伊根祭りは江戸時代から守り継がれて来た由緒ある祭りで、京都の祇園祭と同じ牛頭天王を祀っているので「海の祇園祭」とも呼ばれ、海上安全、大漁、五穀豊穣を祈願し毎年7月の最終土日に行われます。 大漁の年に行う「大祭」では舟屋台が四台出され、盛大に行われます。 ■ かもめ 長年、お食事処「かもめ」として営業されていましたが、「海辺の宿かもめ」としてリニューアルオープンしました。 オーナー自ら伊根漁港へ魚を買い付けに行き、提供される新鮮な海の幸の料理が自慢の宿です。 伊根町字平田19 TEL 0772-32-0025 |
■ 江戸時代の舟屋 江戸時代の舟屋と呼ばれる建築様式が残る舟屋で、現代のように2階が住居スペースではなく、昔の舟屋は舟を入れる場所と上は網干場等として使われていました。 ふなや喜左衛門 伊根町字亀島318 ■ 鯨舟屋(駒形の舟屋) 昔は伊根湾にまで鯨が入って来て、鯨漁が行われており、捕獲した鯨は駒形の舟屋等で解体されていました。 強度を出すためか、舟屋の柱が内側に傾斜している建物で、その形が将棋の駒に似た形から、駒形の舟屋と呼ばれています。 ちょっと寄り道■ 伊根は蔵の多い町 伊根の町を散策していると、舟屋に混じり白壁の蔵が多い事に気付きます。 そしてその蔵の壁には何やら紋章の様な物が付いています。それは家紋のようだったり、文字だったり、コテ絵のようだったりします。 調べて見ると、寺院様式の影響を受けて、江戸時代末期から庶民の蔵などの建物に広まった風習の様な物で、関西を中心に多く見られるそうです。特に厳格な意味はなく、おまじないの様な物で、家紋や縁起の良い文字や絵だったりするようです。 そんなことを思いながら散策すると、その家ごとの願いが分かるようで面白いです。 ■ 伊根町コミュニティサイクル 伊根町には無料で自転車を利用できるシステムがあります。レンタサイクルを利用すると行動範囲がぐっと広がりますのでお勧めです。ただし、台数に限りがあるのと、事前予約は出来ません。(補償金として1組2,000円が必要です。) 伊根町観光案内所で申し込みが出来ます。 伊根町観光案内所 TEL 0772-32-0277 しっかり観光なら有料になりますが、事前予約可能な京都街道E-bikeのレンタルがおすすめです。 詳しくはこちらのサイトより確認下さい。>>https:kyoto-ocean.com/ E-bike電動アシスト自転車なら、伊根から出て、近くの新井ア漁港を訪ねたり、更に足をのばして風光明媚な海岸線の続く「のろせ海岸」をサイクリングしたりと、丹後半島の自然美を堪能することが出来ます。 「のろせ海岸」は、新崎から本庄へと続く海岸線で、若狭湾を一望できる絶景スポットです。 車の交通量が少なくサイクリングには最高のコースです。 |
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